小笠原大紀行

5月5日
いつもどおり6時45分の目覚ましで目を覚ます。
外を見ると、あまり天気は良くないようだ。

食堂の席に付く、頭領の話によると昨晩雨が降ったため 器材がビショビショらしい。

朝食後、宿の裏に干してある器材を片付ける。
頭領の話通り、器材は全て湿っている。

器材をキャスターバックに詰めて、いらないものも全て一緒につめてしまう。
そのまま、港に持っていって、宅急便で送ってしまう。

そのまま美津ストアーに行って、船の中で食べる島寿司を予約しておく。

海洋センター このまま、僕らはカメセンター(本当は海洋センターと言うらしいが、皆そう呼んでいる) に向かう。
前回は湾岸道路を歩いていったのだが、 途中、鐘があるのでそこを右に折れると近道だ。
テニスコートやゲートボール場を左に見ながらどこまでも進むと、 向こうの方にスーパーが見えてくる。

その手前に看板があるのでその看板に従い右へ、漁業関係者の加工場や工場のような所を抜けると 目の前の壁に海洋センターは左の矢印があるのでそれに従う。
あとは道沿いに行くと海洋センターが見えてくる。

向かう途中で雨がぱらついてきた。気持ちがちょっとブルーになる。先を急ごう。
最後の角を曲がると、海岸線沿いに出る。海岸ではダイビングの講習を受けているようだ。

その先が目的のカメセンター(海洋センター)だ。

入り口で500円を払うと(僕らがいるときに、係りの人がいないのをいいことに ここは寄附だからとかいって、そのまま入ってきた団体がいたが、カメの保護や研究のためなので しっかり払おう)中を見学することが出来る。

オサガメ ここで、一番見てもらいたいのは、オサガメの標本である。
世界最大のカメの種類で個体数も少なくとても貴重な生き物だ。 ちなみに私の身長は180cmだ(これでも小さい方らしい)

これをダイビング中(船の上からでもいい)に生きた姿を見ることができたら なんとすばらしいことかと思う。

そのほかには、小笠原の動物達の説明も標本やパネルなどで見ることが出来る。

奥に進むと、大きなカメの水槽が二つ、アカウミガメとアオウミガメの水槽である。
この二種は最も一般的なカメの種類なので、違いについてよく観察してみよう。

あとは、カメの赤ちゃんなんかも観察することが出来る。

一通り見学すると、また来た道を引き返す。

途中美津ストアーによって、予約した島寿司を引き取るといったん宿に戻り、 ここでちょっと遅い昼飯にする。

チャーリーブラウン 通りかかったマッチを捕まえて、お薦めのランチは聞くがとくにないという。
一応昼やっている所はチャーリーブラウンか、???かというので、 それではということで新生チャーリーブラウンに行ってみる。

前回来たときは海岸通沿いにあったのだが、茶利亭の目の前に移動していたのである。
一階はBARになっていて、まだ開いていないようだ。

二回に上がる。既にランチは終わりかけのようだが、何も言われなかったので 席についてしまう。そのあと、そのウエイトレスはいろいろと説明を受けていたので 新人だったのではないだろうか。

さっとランチを食べて店を後にする。
前の時に比べて、ハワイアンテイストが強くなった気がする。コジャレタ感じだ。

そのまま反対方向の町の方に向かった。
お土産も既に大体買い終わっているので、特にあてもなくぶらぶらとウインドウショッピング
最後にはビジターセンターによって、一回り見学した後、また宿に戻った。

そろそろ、乗船券の引き換えが始まる時間だ。
僕は、お土産なんかをキャスターに縛り上げている間にSUNは港に言って乗船券に変えてくる。

しかし出港までにはまだ一時間以上もある。しかし、頭領の話によると、広島の女性も 若い女性の二人組みも既に並びにいったという。広島の女性は、船がついた後、すぐに空港に 向かわなくてはならないらしいので分かるが、みんな気が早い。

確かに、並ぶのが最後の方になると、自分の場所がどんどん船の底の方になり、 行きの時のようになってしまう。

ここにいても特にやることがないので、僕らも並ぶことにした。
マッチがだれかがネックレスを忘れたようだと現れた。

後半組みのメンバーの女性に確認したが、ちがうらしい。
おそらく、若い二人組みの女性だろう。と一緒に港向かう。

既に乗船が始まっていた。甲板には若い女性の二人組みが既に外を眺めていた。

僕らが渡しておきますよとそのネックレスを預かり、僕らも乗船する。
荷物を置いて、甲板に向かう今回の席はDデッキだった(外の明かりが入らないという 意味ではいっしょか)。

甲板で先ほどの二人組みと合流して、忘れ物の確認をするが違うらしい。
マッチにジェスチャーで違うということを伝えると、 もらっちゃえとジェスチャーで答えた。

そこに広島の女性も現れたので聞いてみたが、違うらしい。
まさか餌付けのご婦人? そこに後半組みも乗船してくる。ほとんどの人が1等なので並ばなくてもいいようだ。

後半組みの人達も甲板に集まりだしたので、ためしにそのご婦人に聞いてみる。
ビンゴ!!、やはりその人の忘れ物だったようだ。

踊り 港になんだか不思議な格好をした人たちが現れた。 こんなのはいままでに見たことがない。

これは、南洋踊りという島の伝統的な踊りらしい。







見送り

こうして、僕らの2002年G.W.の小笠原旅行も終わっていった。


5月6日
6時に照明が付けられたらしいが、今回は7時近くまで目を覚まさなかった。

予定より10分早い6時20分に到着
下船口に言ってみると、さすが広島の女性は2番目に並んでいた。
関係ないが一番は、僕らの横にいた人だ。

いつもは船の中ではあまり食べれないので、陸に上がると、途端にお腹がすくのだが、 今回はそうでもない、船の中でも結構食べれたし、お菓子やなんかもつまんだからだろう。

今回はいつもよる港前の中華屋にもよらずにそのまま自宅に向かう。
しかし、途中小腹がすいたので、一つ前の駅で下車して、焼き鳥を食べに言った(えへ)

これでしばらく小笠原はいいだろうと思ったが、また行きたくなってしまった。
2年後くらいに船が15時間になったらまた行こうかと思う。

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